第5回 ターゲットホストの準備
今回のテーマは、デプロイメント先のサーバコンピュータ(ターゲットホスト)のセットアップ。
たまに誤解する人がいるけれど、ターゲットホストに Capistrano をインストールする必要はない。Capistrano は、あなたの使用しているパソコン、つまりローカルホストで動いて、Ruby の Net::SSH モジュールの機能を使って、ターゲットホストにログインして、様々なコマンドを自動的に実行するツールだ。
では、SSH で普通にターゲットホスト(alpha.oiax.jp)にログインして、作業を始めよう。
まず、Rails アプリケーションの置き場所 /var/rails ディレクトリを作成する。
$ sudo mkdir /var/rails $ sudo chown app:app /var/rails
ターゲットホストからログアウトする。
$ exit
deploy:setup タスクを実行する。(出力の一部省略)
% cap deploy:setup
* executing `deploy:setup'
* executing "umask 02 && mkdir -p /var/rails/ballad /var/rails/ballad/releases ...
servers: ["alpha.oiax.jp"]
[alpha.oiax.jp] executing command
command finished
このコマンドは、ターゲットホストにデプロイメント先ディレクトリを作り、さらにその下にフォルダツリーを作成してくれる。この作業は、アプリケーションごとに一度だけ行えばよい。
では、ターゲットホストにログインして、find コマンドでディレクトリツリーを表示して、今回の作業は終わりとしよう。
$ find /var/rails /var/rails /var/rails/ballad /var/rails/ballad/shared /var/rails/ballad/shared/log /var/rails/ballad/shared/pids /var/rails/ballad/shared/system /var/rails/ballad/releases
[改訂] 2008/05/17 アプリケーション実行専用ユーザー app を作成する記述を、第2回 SSH 公開鍵の設置に移動。
[改訂] 2008/05/12 アプリケーション実行専用ユーザー app を作るようにした。
(2008/03/28)
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- はじめに
- 第1回 インストール (2008/03/24)
- 第2回 SSH 公開鍵の設置 (2008/03/25)
- 第3回 Windows で Capistrano (2008/03/26)
- 第4回 capify (2008/03/27)
- 第5回 ターゲットホストの準備 (2008/03/28)
- 第6回 deploy:update (2008/03/29)
- 第7回 Rails アプリケーションの起動・停止・再起動 (2008/05/17)
- 第8回 deploy:rollback と deploy:cleanup (2008/05/18)
- 第9回 メンテナンスページへの切り替え (2008/06/03)

